理事長退任のお知らせ

このたび、2023年3月31日をもちまして、江口尚久が理事長を退任し会長に就任するとともに、江口ゆういちろうが理事長に就任いたしましたことをご報告申し上げます。

退任のご挨拶

江口尚久会長

ロコメディカルカントリークラブ前にて

地域社会とその方々と共に歩む病院

ロコメディカルグループ　医療法人ロコメディカル江口病院は、江口醫院にはじまり約100年にわたり地域と共に歩んで参りました。平成30年には、患者様にとっての居住性や安全性、並びに職員の職場環境の観点と当法人の運営目標であります地域密着病院を具現化するため「人に優しい病院」をコンセプトに様々な視点から新病院で診療と介護をご提供させて頂いております。この間、地域の方々をはじめ、関係諸機関の皆様の温かいご支援とご協力を賜わり、ここに改めて心より感謝の意を表します。 そして、令和2年から京セラコミュニケーションシステムズのご指導を受け、また同経営手法を先行して導入され、素晴らしい数々の業績を上げられてきた日本航空をはじめとするJALグループ様からも幾度も勉強の機会を賜りながら、稲盛和夫氏のお教えを学ばせて頂き、ロコメディカルフィロソフィとアメーバ経営を導入して参り、そのおかげで、新型コロナウイルスの蔓延も乗り越えようとしていると自負しております。

令和5年4月1日より、江口醫院からは4代目となる江口ゆういちろう（有一郎）を新理事長として、私は会長とした新体制で、これまで以上に、職員一同、地域医療の益々の発展に貢献して参りたいと願っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。

就任のご挨拶

江口ゆういちろう理事長

当院玄関前にて

きょうも健康によろこびを

東から朝日が登り、北は天山、南は有明海、西に美しい夕陽が沈む、広い、広い田んぼに囲まれた豊かなこの街に、ちいさな白い病院、ロコメディカルグループ　医療法人ロコメディカル　江口病院はあります。
 

そのお手伝いのために、約100年前に1代目の秀吉が三日月村にちっぽけな診療所を作り、2代目の萬が久留米医専（現、久留米大学医学部）を卒業後、満洲鉄道病院外科で働いた後、日本陸軍の軍医としてビルマ戦線を生き抜いて、その診療所の跡を継ぎました。そして、会長の尚久（たかひさ）が久留米大学で長年、肝臓病の研究、特に当時の最新技術であった走査電子顕微鏡を用いた世界初の肝臓の形態学の数多くの研究を行った後、祖父である萬の後継として、白いレンガ作りのちいさなクリニックを建て、そこを病院に拡張し、今は2つ目の、また白いちいさな病院を建てました。

ここロコメディカルには、100年間にわたって、健康を支える名人たちがたくさん集まっています。

令和5年4月から4代目として、この病院の理事長を拝命しました。3代目の父、会長、尚久と、そして、この病院に集う大切な仲間たちと、これからも心をひとつに皆さまのお手伝いを続けていけるご縁をとてもうれしく思います。